先日、我が家の神棚を無くしました。
理由はあるのですが、あえて挙げるなら「必要無くなったから」です。
なにか宗教に入ったとかでもなく、日常で少しずつ続けてきたことの結果
として、生活に変化が起きたといえます。
過信とはちがう自分への信頼、そうしたものが培われてきたのかもしれません。
我が家は半年近く前からテレビも無くしました。
いざ無くしてみると何か困るのかというと、案外そうでもありませんでした。
かえってそれらに奪われていた時間や意識を他に注ぎ込めるので、生活自体が
身軽で楽になったような気さえしています。
子供がまだ小さいこともあり学校等での影響を気にすることなく行動に移せま
したが、しがらみを考えてしまうと踏み切れないかもしれません。
日常で当たり前と思っていることに一度目を向けなおし、思い切って生活から
取り除いてみるのは楽に生きる一つのヒントかもしれませんね。
あまりに周りと不調和を起こすようなことはお勧めしませんが、自分のこれまでの
価値観を疑ってみることは視野を広げてくれるいい機会になるように思います。
神棚は一つの例えとして、なにか日常に当たり前にあるものを無くしてみることで
自分自身をよく見つめる機会になれば、新たな発見があるかもしれません。