先日の勉強会で習ったことです。
厳密にはこういう言葉は使っていませんが、便宜上ここではそういう言い方にさせていただきます。
一般的に理解とよぶことは、この固定化かもしれません。
どのジャンルでもそうかもしれませんが、それまでの常識が間違っていた、そういうことは新しい発見や仮
説に伴い起きてくることです。
わかったつもりでも、成長に伴いまた違う理解や深まりがあり、あらゆる物事はつねに流動的であると感じ
ます。
体についても、症状や状態はまさしくそのもので、病気などの概念は一度よく考えてみる必要がある気が
します。
自分のことを分かったつもりになったり、人のことや身の回りのこと、事象や様々なこと、そうしたことを
固定化して納得しようとします。
しかし、実際は変化しつづけるので、また新たな定義づけに追われて頭を使うことになります。
変化し続ける中で何をどう見るのか、施術の中で今一番課題にしているのはこういうことのような気もしま
す。