· 

伝 26

生きざまとしての自分を選べるようになると


使命感というものは薄らいでゆきます



ただ自分がそうしたいからそうしている


それだけのことです



自分自身と向き合う理由とは


そうした自分を理解するためなのです



自分自身を自覚し


ぶれてもへこたれてもくじけても


あるべき姿がそれであると自覚するために


人は自らと向き合うのです



自分とわかる真実がそこにあるから見つめるのです



思いあるところに


明日が現れます



思いないところに


虚空は広がります



すべてを包む姿に内包され


あなた達は旅に出る決意をするのです