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自分の思い込み

先ほど自分の思い込みについて教えていただく機会を得たので、ここに書くことで読んでくださっている方の整理になればと思います。



これまで患者さんを選り好みしたことはほとんどなく、いらした方に対してはできることをやってきたつもりでいました。


この施術というお仕事はある意味皆さんのネガティブな面と向き合う仕事でもあります。


自分の選り好み以上のネガティブなものと対峙することもあるだろうと思うと、正直迷いが出てきてしまいます。


私はかなり穏やかな人生を送ってきていますので、そうした場面というのは気持ちが揺さぶられることがあると思うのですが、その都度その時できるベストを尽くせばいいんだよ、の言葉を聞き、自分が抱えている思い込みの一つに気づかされました。


その都度ベストはもちろん尽くしてきたつもりですが、考え方として

「これまでの人生のピークでできた一番いい仕事と同じくらいのことができなければダメなんだ」

というものを持っていました。


環境が悪かったり不調の時もあるわけで、いつもそれを実現できるわけではないことがわかります。


それを目指すこと自体は大いに成長させてくれると思うのですが、それができなかったときに自分を責めていたことに気づきました。


その時できるベストを尽くしていても、それでは意味がありません。



また、ネガティブな面に関してもどこかで直視することを避けているようでした。


施術にかかわらずどこかそうした目をそらす癖があり、それは否定的なものの見方にも通じます。


否定的な物の見方は自分自身の器をせばめることでもあり、扱うエネルギーを自ら制限することにもなるのかもしれません。


いまは自分自身に制限を設けていたことがわかりますので、「今に集注して施術をする」「ベストを尽くす」ということがこれからまた少し変わると思います。


今が最善と知る、ということを教えていただいたので実践を通して身につけていきたいです。