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赤ちゃん

先週の土曜日のことですが、午前中に継続している以前の仕事からの患者さんのお宅を回っている途中、久しぶりにお会いした方がいらっしゃいました。


その方にお会いするのは前職を辞めて以来だと思うのですが、妊娠8か月で翌日から産休に入るというお話で、逆児で鍼灸を受診しようか悩んでいるんです、とのことでした。


立ち話をしながらでしたが、気になったのでお腹を触らせていただき、冷えている処や強張っている処を見つけて手をあてていくと、お腹の子も反応してグニグニ動き出しました。


特にその場で変わるとも思っていませんが、冷えている処に温かさが戻ってきたことを確認し、内観しているとお腹のなかに黄色い光を感じるのでその子の個性を現すのかと思い深く考えずに終了し、急いで仕事に戻りました。


そして二日あけてその方から連絡が入り、月曜に検診を受けたら逆児が治っていたと報告を受け、なにがきっかけかはわからないものの一安心しました。


そして黄色い光のことを考えていると、以前思うような結果にならなかった妊婦さんを施術した際、青い光が見えていたことを思い出し、「赤」ちゃんという言葉の意味を考えました。


そしてあの時見えた青色はお腹の子のコンディションとしてはよくなかったのだと気づき、赤ちゃんというだけあって、やはり赤い光として感じられたなら比較的順調と思えばいいのではないかと考えています。


症例がごくわずかですから仮説にもなりませんが、黄色い光で見えたお腹の子については、その妊婦さんも体を冷やし気味という自覚があったため、本調子ではないだろうと考え改めて簡単な対処法をお伝えしておきました。


こんなこともたまに考えている、という内容です。