存在は命の働きを通して存在している
無機質に見えるものであっても
それはまごうことなき命なのだから
全存在を通して命を発現させたいのだ
その内なる声
ほど走る光
わきでる泉のような形なすあらゆる事象は
人間の存在そのものを大きくのみこみ
溶かし
一体化しながら
次の有り様へと流れていくのだ
一瞬を捉えて理解しようとしてもむだだよ
流れに一体となることでのみ理解は可能となる
そのためのダイナミックさは
緻密さと表裏をなしており
命がけであることが
瞬間瞬間の緻密さとして現れてくるのだよ