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好きでやっていることだから否定しない

 

 

行動にはその人が一番大事だと思うことがベースにあり、行動にはそれが現れています。

 

「一番大事」は、「一番自分にとって利がある」ということ。

 

本心であれエゴであれ、大事だから「やりたい」という気持ちがあるから行動に移せるわけですから、それは好きでやっているといえるわけです。

 

このことを以前から何人かの方に教えられてきました。

 

「好きでやっていることだから」「俺の人生じゃないから」「本人の自由だから」など、言い回しは様々ですが、それがようやく自分の中で一つ噛み砕けた感じです。

 

 

 

以下も教えられてきたことの確認を兼ねて書きます。

 

 

 

日常生活では人は自身の価値観に従って行動しており、それを他者が否定して他者の思いを押し付けるのは、その人の「一番」にとって変わろうとすることになるわけです。

 

それが例えどんなに効率が悪く愚かな行為に見えても、です。

 

自分(主体性)を無くさせ、その相手を支配しようとしているともいえます。

 

相手が変わりたいと思い人に尋ねた時には、それが「人に聞いて自分をよくするために変わりたい」が一番に来たことになっていれば、それに応えることは支配関係の構築にはならないと思います。

 

そうすれば、否定をしないで相手の自由な生き方を認めた行為になるのではないでしょうか。

 

 

 

違うケースもあります。

 

それはブログ「情報の読み解き方」に紫陽花さんがコメントしてくださったように、卑下して自分の一番を差し出すケースです。

 

支配される方が自分の得になると判断し、やはりこちらも好きでやっています。

 

ですから、正論などで諭しても、それはご本人が自分で気づいたり、変わりたいと思って人に尋ねようとしない限りは、あまり意味をなさないかもしれません。

 

よかれと思っても押し付けになるならば、相手の意思で尋ねてくるまで「待つ」ことをまずは自身の勉強と思って過ごすほうがよさそうですね。

 

私の取り組み中の課題でもあります。

 

 

 

この待つという事には相当な覚悟を要し、同情や非情さについての理解も欠かせませんので、ある程度時間をかけてじっくりやるほうがいいテーマだと思います。

 

取り組む方は早めに始めるといいと思いますが、やはり自分のタイミングがありますので、その気になったら、ということがやはり大事にはなるのではないでしょうか。

 

 

 

「自由な生き方」に関することなので、この先どこかで必要になると思っています。