タイトルは唐突ですが、こういえばわかりやすいかな、と思いついたのがこれでした。
おそらく、私がブログのタイトルに二度と使わない言葉ですね。
エゴを薄くするということを「無くす」と考えると、難しく感じて大変です。
欲もそうですが、「それがいまは一番大事!」という想いのもとで何かをしてるものを、「だめです」「やめましょう」では葛藤が生じます。
葛藤が生じない「あればあったでいいけど、なきゃないでいいや」くらいになれたらいいのであれば、そこに至る一つの方法として、「人は2つの事を同時に考えられない」ということを使えばいいと考えています。
歪みのつよいエゴを整えて生きやすい考え方に変えていくために、自分の価値観の優先順位を変えていけばやりやすい、というものです。
人はそれぞれ自分なりの考えに基づいて行動しています。
その考えについては無自覚なことも多く、無意識に「一番大事」と思いこんでいることを行動に移しています。
ですから、そこを自覚して他の考え方に変えることで、それまで一番だったものを二番手以降に格下げにすればいいわけです。
「人は2つの事を同時に考えられない」をわかりやすく理解していただくにはどうしたらいいか考えたのですが、(思春期の頃に?)好きな人ができると、その人の事ばかり考えてしまう、ということが一番イメージしやすいのではないでしょうか。
すごく夢中になればその人以外は目に入らなくなり、(対象が異性か同性かはわかりませんが)対象と同じ性別の他の人たちのことを否定も肯定もしなくなります。
他の人を歪んだエゴの例えに使うのは失礼な話ですが、この時、他の人たち(歪んだエゴ)を否定していません。
「エゴを否定しなくてもいい方法」の模索のヒントがここにはあると思います。
みんながみんな恋して夢中になるかは知りませんが、一つイメージしやすい例ではないかと思います。
別に恋じゃなくても、好きなことに没頭する、でもいいと思います。
本当に大事、好き、そうしたものに気づければ、2番手以降の存在感は薄くなるので、文字通りエゴが薄まるわけです。
「これが叶えば死んでもいい」と覚悟までできてしまって至れり尽くせり、もうあとは突っ走ってストーカーまっしぐら!では困るので、そこは全体性の理屈も考えて歪みのより少ない方向性で自分を変えていけばいいのではないでしょうか。。
あまり深く考えていませんので、粗い内容ですから、イメージの参考になればと思い書きました。
宇宙全史で「お祈りをすることがエゴを薄くする」というお話も、その時一番大事だと思って行動に移していることがお祈りなので、自分の嫌なエゴに気づいた時に「お祈りする」ことで、こういう理屈が働いて薄くなっているのだと思います。
「否定しない」、このことをどこまで身につけられるかが、今後の重要なポイントではないでしょうか。
「滅びたい」という想いは、完全ともいえる自己否定です。
その想いで存在しているものが導通できる処が私たちにあるとすれば、それは私たちの「考え方」の中に何らかの「否定」があるからだと思います。
このことからこれまで書き連ねてきたことと絡めて、考えを広げていくこともできます。
つながりが見えてくると面白いですよ。
(※書いていてサビが何度も浮かんできたので・・・)
YUI:CHE.R.RY
https://www.youtube.com/watch?v=1KUjfjS5ubI
明日はご予約でいっぱいです。
今週は当日の申し込みが続いた一週間でした。
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