さきほど患者さんとお話ししていて出てきた内容です。
いま目の前に起きていることは、これまでの自分の取り組みの結果です。
現状に不満をかかえて環境を変えようとしても、誰かのせいにして行動に移せば、結果として目の前に現れる新たな環境は、誰かのせいにしたなりの環境となって姿をあらわすことになります。
いま目の前のことが大事とわからないまま取り組む毎日は、「ここではないどこかに自分にとって理想の環境がある」という思い込みのもと、一番大事なものをおろそかにするものであり、その結果は、自分がおろそかにされる環境となって現れることになるのです。
ここではないどこか、は自分がおろそかにされる環境。
それがディセンションの一つの解釈だそうです。