自他ともにエゴのチェックをする際にまず気を付けることは、おかしなところ、矛盾していること、間違っている点、それらを見つけること。
また、できていることや結果がでた取り組み内容が正しいことなど、それらを素直に認められたなら自信になり、自分の成長や幸せに役立てられる。
言葉は不完全なので、使い手や受け取り手によってや、使われる時代や状況や場所によっても、その意味が少しずつ変わってしまうもの。
間違ってはいないが、言葉が足りない。
理解としてあってはいるが、まだ途中段階。
そういうものもある。
それらを間違っている、とすることがないように気を付ける。
どんな存在も不完全。
どこか歪みが残っていたり、足りないところがあったりする。
その歪みがあるからといって、否定的に見る必要はない。
エゴの癖みたいなものだが、理想主義的な性質が強い人は、ちょっとした歪みがあるだけで、その相手も丸々信じられなくなることもある。
しかし、自分の都合にあうことだけや、良い面だけしか見ないうちは片手落ち。
より正しい判断は、全体を見ることでできるようになる。
変わらない取り組み姿勢としては、どんな存在に対しても鵜呑みにしないこと。
一度は自分で考えることを、習慣にしておくといい。
誰が言っているかではなく、何を言っているか、で考えること。
人を信じて、まるごと鵜呑みにすると、歪んだものまで受け入れてしまう。
歪んだものまで取り入れていたら、歪んだことをやってしまう。
それではなかなか前に進まないうえ、下手をすれば大きく後退しかねない。
より歪みの少ないものを取り入れることで、よりよく生きられるようになる。
だから、判断を「誰」に委ねるのではなく、「なにを」に目を向けて自分で判断する。
自分のために、自分の頭を使って考える。
他の誰かではなく自分を信じることで、自分を生きられるようになる。
信じられるような自分であるために、日々の取り組みをする。
無意識の働きであるエゴをしつけて、チェックとコントロールが習慣化されれば、意識も無意識も自分をよくするために働かせられるため、取り組みそのものも効率的になり、さらに生きやすくなる。
写真は息子作「りゅう」第二弾です。
上段は、見本にした手ぬぐいです。