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書くこと

画像は、息子が学校で描いた狐の絵です。

 

気に入って読んでいる本があるようで、そこに狐がでてくるため描いたのかもしれません。

 

絵具をつかっていることもあり、自宅で色鉛筆などで描くいつもの絵とは違う感じで描かれていました。

 

 

 

さきほどふと思ったので書いておくことにします。

 

神伝式施術を受けにいらしてくださる方たちとお話しをする際に、割と目にすることがあるのが、ノートやメモ帳を取り出して、お話しをする光景です。

 

A4の紙に質問をまとめてきてくださる方もいます。

 

行き当たりばったりで話をするよりも、なにかあったときのこと、自分が感じたことや考えていること、そうしたことをその都度具体的に書き留めている場合、漠然とした印象やあいまいな記憶で話をされることと違って、こちらも具体的な話ができます。

 

問題が問題とならなくなるような考え方をお伝えするので、一般論よりもご自身の実体験のほうが、その方の役に立つ話となります。

 

好みや向き不向きもあると思いますが、書き留める、書きだす、こうしたことは分かっているようで言葉にしてみるとなかなか出てこないようなことを形にして自覚しやすくするため、自分を見つめる際に役立ちます。

 

例えば、一日の終わりに日記をつけることで、自分が何を感じてどう考えたのか、いつもなら持ち越してため込んでしまう否定的な感情に気づいて、早期に解消しやすくなることもあるのではないでしょうか。

 

また、なんとなく取り組んでいるつもりになっている場合とちがい、自分が進みたい方向にあった取り組みをよりつよく自覚しやすくなることで、日々の行動の密度が濃くなることもあると思います。

 

 

 

いらしてくださる際に、ただ話を聞くだけではなく、具体的な問題点を自覚して解決できれば、ご自身もより納得がいく取り組みがしやすくなるのではないでしょうか。

 

慣れてくると、前もってそれらを事前にメールしてくださる方もいます。

 

そうした場合、こちらも時間を効率的に使ってお話しがしやすいということがありますので、それぞれに目的に合ったやり方があれば、まずやってみて試していただくといいのではないでしょうか。

 

ささいなこと、他愛もないこと、自分ではそう思っていることの中に、改善点を見つけられる場合もあります。

 

ご来院いただいた際に、話すことを忘れてしまうような方は、書くということをやってみるといいと思います。