先日、「鳥の描き方マスターブック」という本を息子の要望で購入しました。
写真は、それを読んでから描いた鳥の絵です。
これまでは我流で描いてきたので、本を読んで描き方を勉強するというのは、初めてかもしれません。
手元に届いてから早速数枚描いたらしく、私はその時まだ仕事をしていたのですが、私の帰宅を待てなかったそうで、妻のスマホから写メが何枚か送られてきました。
これが、そのうちの一枚です。
息子を見ていると、自分がやりたことに対しては、どんどん考え、描いて、作って、読んで、観て、聞いて、いろいろなことを勝手にやっていきます。
頑張るという感じではなく、もくもくとやっている姿を見ると、損得勘定ではなくて「やりたいからやっている」、「好きでやっている」ということを感じます。
先日も龍の絵を載せましたが、あの絵を描いたときは、夜更かしして描いていました。
深夜0時になっていましたが、描きたくて描いているものなので、私が最後まで付き合ったのですが、仕上がったものを見て、
「よく描けたね。もっとうまく描けるように、お父さんが気づいたことがあるけど、話を聞く?」
と私が息子に言いました。
時間も時間でしたし、くたびれているようでしたので「今日はいい」と返事をするかと思ったら、
「うん、うまく描けるようになりたいから聞く」
と即答でした。
そこから胴体の部分を消して何度か描きなおし、結局20分ほどかけて仕上げ、修正前と修正後を見比べて自分で納得できたため、
「いままで一番の出来!」
と大満足で就寝しました。
「好きなことを仕事にするといい」という話を聞くことがあります。
好きなことは「勝手」に「熱心」に「集中」して取り組むため、技術や知識に経験値など習熟し磨かれレベルアップしていきますし、なにかを我慢したり犠牲にすることが少ない分だけ、不満も少なくなっていきます。
好きなことだとこだわりが強くて、仕事としては偏ることもありますが、自分の意思で自分の好きに生きられることが多ければ、それはそれで幸せなことだと思います。
これは仕事に限ったことではありません。
恋人、家族や友人、その他にもいろいろな関係性の他者がいますが、誰かを好きになると、その人に喜んでもらえるよう、誰に言われるでもなく、勝手にあれこれ考えて行動に移すことは、みなさんもわかるのではないでしょうか。
自分を好きになれれば、自分をよくすることに、自ずと熱心になっていけます。
通ってくださっている方の中で、お一人、自分を好きになることが難しく感じられ、まず仲良くなれるよう自分に関心をもって話しかけることから始めた、という方がいらっしゃいました。
その方はその後、家族との関係性も大幅に改善し、いまでは自分を好きになっているように私には見えます。
これからの大変な時代に生きていくとすれば、好きな自分で生きていけたほうが、気分がいいでしょうし、楽でしょうね。
神伝式施術のカウンセリングでは、そうした取り組みのアドバイスや指導も行っています。
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(※神伝式施術の際にお話している全肯定という考え方や、見えない世界について感じるあれこれについては、こちらの「全肯定への道」というブログに掲載していますので、興味のある方はこちらもご覧ください。)
下の写真は、左が修正前、右が修正後です。