いらっしゃる方たちの体をみていて、なんとなく今の時期はこのあたりがおかしいのかな、くたびれやすいのかな、というその時期の体に現れるものがあります。
季節とは異なり、コロナ騒動での精神疲れによるのぼせ、首肩のこり、マスクによる呼吸器等への負担を感じることが梅雨時はありました。
梅雨が明けて夏真っ盛りになると、天気がよくなり動き回るのか、足腰の疲れが目立っていました。
そこから、最近は冷房で足が冷えている方が目立ち、時々心臓の疲れのようなものが体に現れている方がちらほら見かけられます。
心臓の疲れというと大病のように思われますが、私は感じるのは単純に体がシンプルに休まっていない、くたびれている、というものです。
ただ、生きることにくたびれている、という方もいそうです。
また、体が冷えているときは卑屈になりやすかったりムキになる方もいますので、人間関係のトラブルが起きやすくなります。
まずは自分の言動に気を付け、身の回りの方の言動には一呼吸おいてから対処したり、少し寛容な態度で接してもいいかもしれません。
いまは湿気や暑さ、その反動でエアコンによる冷え、体が落ち着かない状態が続いてくたびれているのではないでしょうか。
主に高齢の方に見られる傾向なので、ご家族や身の回りに年配の方がいる場合、少し気にかけてみてみるといいかもしれません。
仮眠だけでもずいぶん体は休まります。
カーテンなどで部屋を暗くし、涼しく過ごしやすい環境でゆっくり体を休めさせてあげたり、頭を冷やしながら足はタオルケットなどかけて暖かくして仮眠をとらせるなどしてみてはどうでしょうか。
毎日でなくとも、週に1~2回そうしたことができれば、持ち越す疲れが減る分、秋以降の体調も崩れにくくなると思います。
いまは先の見通しが立たない落ち着かない社会情勢の中で過ごしています。
自分は大丈夫でも、身近な人になにかあれば、気持ちの落ち着き度合いが全く変わります。
冷静に対処できる余裕があるうちはいいのですが、無理がきかない、こまごましたことでも次々大変なことが起きる、そういう積み重ねはできれば避けたいものではないでしょうか。
大きく体調を崩す前に対処しておくことで、その先の結果も変わっていきます。
いらしてくださるみなさんのおかげで、最近忙しい日が続いています。
しかし、体調を崩しかけている方が多いことがその理由でもあり、世の中でこれから体調を崩す方が増えるのではないかと気になっています。
疲れを持ち越さない工夫を、できる中でしていくことをお勧めします。
マッサージはとても有効な手段ですので、ぜひご利用ください。
少し落ち着かない方の中には、カウンセリングを新たなにご利用になる方もいらっしゃいます。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお尋ねください。
鍼によるモニターの募集をいったん締め切ります。
いまは何名かの方とご相談させていただいていますので、経過など上げれるようでしたら、またこちらでご紹介させていただきます。
様子をみて、またモニターの募集を行うかもしれません。
当院の施術を受けたことがある方のご家族やお知り合いの方で、モニターに興味のある方がいらっしゃれば、一度お声掛けください。
優先的に検討させていただきます。
写真は息子作、紙で作った動かせるクワガタムシ、です。
本来は人型の関節部分が動かせる紙模型だったものを、クワガタの形に自分でアレンジして作ったものだそうです。