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変化に追われる体

今月も気が付けば後半に入っていました。

 

確定申告の準備を少しずつ行っており、できれば今月中に済ませたいと考えています。

 

 

 

昨年ほどではありませんが、東京は今年もあまり雪が降らないですね。

 

地域差があるので、降るところではよく降っているようですが、先日はまとまった雨のあと虹がでていましたし、冬の感じが年々変わってきているように思います。

 

季節の体、という言葉を、この世界に入ってから聞くことがありますが、季節ごとに体も変化していることを感じる方もいるのではないでしょうか。

 

風邪などは、その季節間の体の変化がスムーズに行われないときに調整としてひくもの、という考え方に触れたとき、とても新鮮な感じがしました。

 

その季節のうつろいに対応していく体の経験が、DNAなのかわかりませんがどこかに蓄積されていきます。

 

そしてその経験値を活かして、一年を乗り切っていく丈夫さにもしていくもの、と考えています。

 

しかし、年々自然環境は変化し、季節感も変わってきました。

 

これまで経験したことのないようなこともあちこちで起きているようです。

 

そのため、体もこれまでの経験の中にないものに対処する機会が増えてきたのかもしれません。

 

季節ごとのパターン化した対処で済むのであれば、体も楽でしょうが、そうでないものへの対処はけっこう大変だと思います。

 

寒暖差の激しい日が続いたり、気圧の変化が季節なりのものとは極端に違うことがあると、体はいつもの状態を維持するために今までよりはやや強い反応応や働きをして対処するため、いつも以上にエネルギーを使ったことで体が疲れやすかったり、よくわからない不調を感じることもでてくるのではないでしょうか。

 

マスクを常時つける、頻繁に消毒をする、ということも同様です。

 

マスク自体は花粉症の頃からつけ慣れていても、新型コロナ以後、そのマスクの下で行われている呼吸はそれ以前とは異なり、周りに配慮したり気にして息をひそめ、気配を消すように浅い呼吸で人込みを抜けていきます。

 

軽い酸欠が続くわけですから、高地トレーニングを意識して行っているのとは違い、どこかで望まない無理をして負担をかけているのです。

 

以前だったら、これで体が緩むだろう、というケースも、その都度なにか工夫しないとそこまでよくならないことが増えたように感じています。

 

臨機応変に体ががんばっているからこそ、と思うこともあります。

 

やらなくていいことまで過剰にやり続けるようなことが続くと、余計な負担を自分に強いるだけです。

 

微弱とはいえ持続的な酸欠状態が続けば、この先精神的に不安定になったり、気持ちがくじけやすく息切れしやすくなるなど、そういうことが増えていくのではないかと懸念しています。

 

頭に鍼を打つ機会が増えてだいぶ慣れてきましたが、脳の血流量を上げられる可能性が高い技術ですので、先々そういう方たちに対してこそ積極的に用いる機会がでてくるのかもしれない、と考えるようになってきました。

 

まだ手探りで行うことが多いのですが、いらしてくださる方が該当するような場合に対処できるよう、少しずつでも技術を高めていければと考えています。

 

 

 

今週はまだ空きがあります。

 

月末にかけて忙しくなることが多いので、ご希望の方はお早めにご予約のご連絡をいただければと思います。

 

よろしくお願いいたします。