梅雨入りはまだ?

明日は夏至ですが、いよいよ夏が始まったのかと思うくらい暑い日が増えてきました。

 

しかし、まだ梅雨入りすらしていないそうで、例年6月7日くらいには梅雨入りしていることから考えると、今年はかなり遅れているそうです。

 

今年は梅雨のあとの暑い毎日がどれほど続くのでしょうか。

 

相変わらず救急車が多いのですが、コロナに罹る方も相変わらず多いようです。

 

患者さんやご家族で罹患する方がちらほら見られるようになってきました。

 

 

体力を削られて迎える暑い毎日は、深刻な影響を及ぼすことも考えられます。

 

夜更かしによる寝不足は体力の回復を遅らせたり、免疫力を低下させます。

 

特に熱帯夜が続く様になればなおさらです。

 

体調を一度崩すと、その後の回復が芳しくないケースを耳にすることもあります。

 

 

 

先日、ある方のお宅に出張施術でお伺いしました。

 

一か月ほど前に体調を崩されて入院され、退院後初めての施術です。

 

いつもはご来院してくださっているのですが、今回はコロナに持病も重なって著しく体力が落ちてしまったそうです。

 

息苦しさがとにかくひどかったのですが、治療で鍼を体にあてはじめて数秒後には息が楽になっていったため、施術が終わるころにはかなり体調も回復していました。

 

施術中、私は鍼を通して体内に気が吸い込まれていく感覚があり、砂地に水を注ぐような感じでどんどん吸収されていくのを感じていたのですが、あとでお話しを聞くと、ご本人も同様に感じていたそうで、相当体がまいっていたことで普段感じないようなことも感じられていたようです。

 

お灸もして体を落ち着けると、翌日伺ったときにはだいぶ元気になっていました。

 

普段から通っていただけていると、いつもと違う体調の時にはその方に合ったやり方で対応できることがあります。

 

かかりつけとは言わなくても、日ごろ生活の身近なところで、何かあったときに体をみてもらえる病院や治療院などをいくつか見つけておくといいでしょう。

 

人の体を語るときに、私たち人間の一つの視点からだけですべてを語りつくすことはできないと思います。

 

多角的な視点から多面的にみて、分析、理解し、問題があればそれに適した対応ができれば解決も適切であとで問題が起こることも減っていきます。

 

 

 

なにかに統一してすべてを一元管理するやり方は、非常に狭い選択肢の少ない対応を強いることになるかもしれません。

 

便利で合理的という判断のもと、そういうことがなされていけば管理する誰かにとっては一時的に都合はいいかもしれませんが、しょせん人間のやることですからすぐに行き詰り無理を生じていきます。

 

無理がどこに発生して誰が引き受けるのかはその時の誰かの都合ですが、困ったときに助け合って解決することができれば、そうして無理も減っていくことでしょう。

 

一つの方向性として、一元管理に向けていろいろなことが起きているように感じることもありますが、自分たちがどういう方向性に向けて進んでいきたいのかを決めないことには、誰かの目指す方向に引きずられていくだけです。

 

 

 

東京ではまもなく都知事選が始まります。

 

立候補者は玉石混交なのか、多彩な顔触れです。

 

それぞれの候補が主張する内容は個々に違うものですが、そこで自分はどういうことを大事にしたいのか、どこに向かって進みたいのか、それを決めて向き合わないと、自分と方向の合う人を見つけることはできませんし、適当に選んで合わない人を選べばあとで困ることや納得いかないことがでてくるでしょう。

 

今回の都知事選は、都内で暮らす私たちの生活に多大な影響を及ぼすことはもちろんですし、その後の国内各地にも多大な影響があると思います。

 

これまで踏み込んで話をされたり、話題に上げないよう隠されてきたようなことに言及しそうな人たちが立候補しているため、茶番や出来レースのようにいわれる展開に一波乱あるのではないかと思えます。

 

うやむやにされることもあるでしょうが、今回ばかりは私たちが自覚して改善していかなくてはならない問題に多くの人が気づかされるかもしれません。

 

陰謀論という言葉で片づけることで、その内容への興味をそいだり隠そうする人たちがいます。

 

しかし、ここ数年、そのように言われてきた事柄の多くが、陰謀論ではなく実際におかしなことであった、と思えることもあったのではないでしょうか。

 

異端児のような扱いを受けている人たちの話している内容を、一度は自分で見聞きして考えてみることで、誰かの言いなりになっていないか確認する機会にできるかもしれません。

 

適当に聞き流せば気づくもなにもないでしょうが。

 

耳障りのいい話、理想を掲げて夢を見させる話、危機感を踏まえて問題提議することもあるでしょう。

 

今回立候補している人たちに対して、一つテーマになるのは、

 

『いろいろ言っているけれど、それでその人は実際に「なに」を「どこまで」やってきたの?』

 

ということになると思います。

 

要は実績です。

 

その実績が自分にとってどこまで役に立つものなのか。

 

今回の選挙は今まで以上に注目しています。