今年もあと1か月を切りました

毎年書いている気がしますが、今年もあと1か月を切り、感じる時間の経過が早いです。

 

特に今年の11月は息子の受験の準備もあり、ことさら早かったです。

 

蒸し暑い夏が10月くらいまで続いていたかと思うと、11月に入ってからは寒さと乾燥がいっきに強まってきました。

 

体調を崩しやすい時期だな、と感じていたところでしたが、本日、お一人の患者様の御家族から訃報を受けました。

 

コロナの前からせっせと通ってくださり、ここしばらくは体調を崩したことがきっかけで出張で伺うようになっていました。

 

ご高齢で、ある時期から体調を崩しやすくなっていたこともあり、残念ではあるものの仕方なかったのかな、という思いもあります。

 

歳を重ねながら思うようにいかないことが増えていく中、時に愚痴をこぼしたりもされていましたが、お嫁さんに感謝する言葉が増えていったのが印象的でした。

 

なるべく最後まで自分のことは自分でやるように、と努めていた方です。

 

意識がある程度ある中で延命も望まれず、ご自身で決断できたことで、その想いは果たされたように思います。

 

もう直接お話しができないことを思うと残念ですが、体にかかっていた負担から解放されてよかったのではないかとも思います。

 

 

 

時々書いていますが、この仕事をするようになって感じるのは、年末年始やお彼岸時に高齢者の方たちが体調を崩すことが多い、ということです。

 

身近に大事なご高齢の方がいらっしゃる方は、いつもと違う感じがすることもあるかもしれませんので、コミュニケーションをとりながらすこし気にかけてあげるといいのではないでしょうか。

 

コロナの副作用で老化が進む、という話があります。

 

それは、まだ先だろうと思っているような病気に罹ることがあったり、進行が早まる場合もあるということです。

 

 

 

年々物事の展開が早くなっている気がしますが、それは身近なことこそ実感しやすいものです。

 

ネガティブなこともありますが、取り組み方を工夫したり、役に立つ情報を手に入れやすくなってきたことで、効率的に物事に取り組みやすくなり、よりよい結果にたどり着きやすくなっている面もあるのではないでしょうか。

 

受験勉強している息子やお友達の話を見聞きしていると、やはり目標を決めてそこに向けて成長を実感している本人はうれしそうですし、意欲がわいてくることがわかります。

 

自分の能力を伸ばしたり持ち味を発揮して活動できれば、気分がいいものです。

 

日々のやることもやりながら、一方でこの先自分が生きやすくなるように、そういったことを少しずつでも取り組むことで、いいサイクルに入っていくこともできるのが私たちです。

 

年末にかけて忙しなくなっていくかもしれませんが、自分の持ち味、これまでの実績、人から褒められたこと、認められていること、そういったことを確認しながら足場にして、一歩ずつ前に進んでいけるといいですね。

 

その歩みを進めた人が必ずしも望む結果にたどり着けるかはわかりません。

 

思うようにいかないは当たり前で、理不尽なこともたくさんあります。

 

それでも、やらなきゃなにも始まりません。

 

やっていく中で面白さに気づいたり、手ごたえを感じてやる気が出てきたり、漠然とした取り組みから具体的な目標が定まっていくこともあります。

 

亡くなられた方は、ある日突然、文字通り路頭に迷うという経験をしました。

 

それでも、自分にとっての幸せを自問自答しながらあきらめず、少しずつできることをやっていく中で、ご家族に助けられて晩年を過ごされていました。

 

いま何ができるのか、を考えたとき、私たちには、星の数ほどの無数の可能性が秘められています。

 

自分で考えて気づけることは、そのうちのわずかです。

 

些細なことでも行動に移すことで何かが動きます。

 

地道に取り組み続けることで、おおきな壁を乗り越えられることもあります。

 

どうせ生きるなら、気分よく生きたいじゃないですか。

 

目の前の課題や問題をクリアしながら、自分のために生きることをあきらめないで過ごしていただければと思います。

 

施術を通してそのお手伝いができるかもしれません。

 

まだいらしたことがない方やなかなかスケジュールが合わずご来院しづらい方、年末にかけていつもは営業しない日曜日に営業することもあるので、この機会にぜひ一度施術を受けにいらしていただければ幸いです。

 

みなさまのご来院を、お待ちいたしております。

 

 

 

写真は、息子が拾ってきた蝶です。

 

写真ではわかりにくいですが、落ち葉に擬態する少し珍しいものでした。

 

怪我をして飛べなくなっていたところを見つけた息子が拾ってきて、一晩だけ介抱していました。