足場を固める

このところ快晴がつづいていることもあってか、冬が近づくことで感じるものさみしさよりも、穏やかな小春日和に感じるのどかさみたいな感じがします。

 

今週ははじめには珍しく、外国人のかたが数名いらっしゃってくださいました。

 

最近このあたりでも外国人の方たちを見かける機会が増えていたので、これから少しずつ来院する方も変わってくるのかもしれません。

 

言語で多少手間取ることがあるものの、基本的にやることは変わらないので、あとは満足して帰っていただけるよう施術にどこまで集中できるか、という感じです。

 

 

 

このところ、ただの疲労ではなく、体調が芳しくない方のご紹介でのご来院が増えています。

 

理由はさまざまです。

 

ただ、共通して見えてくるのは、エネルギーを散財しているというか、身を削るようにしてあちこちにばらまいてしまっている状態で体調を崩している、と感じます。

 

自己犠牲ということが一つあるでしょうし、人眼を気にしすぎたり、身近な人を思って気をつかってはいるものの、自分を大事にするという前提が抜け落ちているために、知らず知らず無理をしたり過剰な気遣いに陥って身動きが取れなくなってしまっているようにみえます。

 

そういうことを話して納得していただける場合もあれば、無意識にやっている場合は、その場ではピンとこないで、あとで思い当たる節に気づきハッとされることもあります。

 

誰かのせいにしたくなるような不調も時にあるでしょうが、まず自分がやっていることが先で、それに便乗するようにあれこれまとわりついて悪化しているようなケースも見られました。

 

これらはあくまで私の主観です。

 

日々の自分の考え方が導いた「今」ですから、理屈通りに物事が進む以上、その考え方を変えない限りは堂々巡りをして同じことを繰り返していくことになります。

 

 

特に無意識に思い込んでいることがあれば、その無意識がどういう結果になってきたか気づけると、思い込みを変えて行動や言動などが変わり、はまり込んでいたループから抜け出していきます。

 

不調なときこそそういったことに思いを巡らして真剣に考えることで、ある種の気付きを得て生き方を改める方の少なくないでしょう。

 

自分が幸せ感じながら生きたいと思い、そこに向かって目を向け続け歩みを止めなければ、どこかでそういった機会を経て運命を変えていくこともできます。

 

体調を崩す中で、日々の食事や健康についての考え方、ストレスで苦しんでいればなにが原因なのか考えるようになります。

 

重い病気になれば失うものもあるでしょうし、自覚していなかった大事なものに気づくことで、豊かな気持ちになるかもしれません。

 

そのようにして自分を取り戻す、構築する、そういったことができると、自分を生きることによって周りに振り回されたり、まとわりついてくるものを遠ざけるようにもなっていきます。

 

自分を好きになる、信じられる、そういったことのためにも、一度自分の人生の棚卸をして、うもれている自分のやってきた実績を少しでも自覚していくといいと思います。

 

まわりに聞いておしえてもらうのもいいでしょう。

 

足場を固める時期に来ている人もちらほらいらっしゃるので、書いておきました。

 

 

 

年末に向けて、少しずつご予約が埋まり始めています。

 

今月は日曜日に営業する日もありますので、いつも日程の関係でご来院いただけていない方は特に、早めにご予約を取っていただくといいと思います。

 

みなさまのご来院を心よりお待ちいたしております。

 

 

 

一週間お疲れ様でした。